FreeNAS 0.7(4919)でiSCSIターゲットが動かない?

Posted on 2009年11月19日 | Comment (1) | TrackBack (0)

いやー、しばらくドカタ作業続きで、とてもblog更新どころではなかった...。
ま、それはおいといて :)


FreeNAS 0.7、zfsもサポートされたので、早速バージョンアップ^^
webインタフェースで全ての操作ができないあたりがまだ完成しきっていないことを物語っているわけですが、そこは簡単なのでコマンドラインから操作すればよし :)

が、問題が1つあって、どーやってもiSCSIターゲットが動かない。(amd64版にて。i386版は触ってないので分かりません。)
正しく設定したつもりでも、この通り。

istgt_lu.c:1223:istgt_lu_add_unit: ***ERROR*** LU1: LUN0: format error istgt_lu.c:1473:istgt_lu_init: ***ERROR*** lu_add_unit() failed istgt.c:1247:main: ***ERROR*** istgt_lu_init() failed

実はiSCSIの中身(istgt)についてはこのとき全く何も知らなくて^^、いろいろ探してみたらここに答えが

どうもscsiptのバグらしく、問題のファイルを入れ替えると直るということで。
対象のファイルは /etc/rc.d/iscsi_target。このファイルが上記urlに置いてあるので、自分のFreeNASシステムに上書きすれば正しく動くようになります。

ありゃー、usb bootなのでした...

で、正しく動くには動くんですが、僕のFreeNASはUSBメモリから起動しているので、動いてるFreeNASにそのまま上書きしてもダメなんですね。同じ環境で使っている人、結構多いんじゃないかと思います。

説明する必要もないと思うけど、USBメモリに入っているのはmdデバイスに割り当てるディスクイメージを圧縮したもの。起動時にこれをmd0に割り当てて / にしていて、このファイルシステムに対してどんなに変更をかけても、USBメモリ内のファイルは変わらない...。
再起動すると元に戻ってしまします。USBメモリ内のmfsroot.gzを修正しなければなりません。

で、mfsroot.gz を修正するには、もう1台FreeBSD機があるとラクです。

まず、適当な場所に mfsroot.gz をコピーし、さらに解凍します。
そうしたら、mdconfig で md デバイスに割り付けます。
やり方はこんな感じで。

> mdconfig -a -t vnode -f mfsroot
> mount /dev/md0 /mnt/root

ここまでできるとFreeNASのディスクイメージが見えるようになるので、例のファイルを置き換えます。
置き換えたら md デバイスの割り当てを解除し、変更された mfsroot を圧縮。USBメモリに書き戻せばOKです。

> umout /mnt/root
> mdconfig -d -u 0
> gzip -9 mfsroot

そしてめでたくiSCSIターゲットは動いたのでした^^

次期nightly buildに期待

FreeNASのiSCSI部を作ってる人なのかな。その人のページにも同じようなことが書いてあって、次期期nightly buildでは直ってると思います とのこと。

リリース以外はあんまり使いたくないんだけど、iSCSIを使うにはしばらくnightly buildを追うしかなさそうです^^ 頑張りましょう。

atom+zfsの性能は

えー、わたくし、FreeNASを動かすのに atom 330 マシンを1つ用意しました。Intel D945GCLF2D。¥7,500くらいでした。メモリは(zfsを考えて)2GB。これが¥4,000くらい。
本当は core2 が良かったんですが、ちょっとお金がなくって...。

atom で raidz1 とかって、速度はどうなんだろうと心配していましたが、そんなに遅くはないです。ちゃんと計っていませんが、windowsのファイル共有ベースで20MB/sは出ます。たぶん本当はもっと出ますが、、何せraidz1のテストはUSBメモリでやっておりまして^^、USBメモリの性能が足を引っ張っております。普通のディスクならもっと速いでしょう。

iSCSIの方は激速で、WindowsXP + Microsoft iSCSI Software Initiator Version 2.08 との通信で、70MB/s以上出てました。

あまりお金をかけずにNASを作りたい人には、atom+FreeNASはとてもよい組み合わせだと思います。
zfsも問題なさそうだし、TeraStationなどよりも安く高速NASが手に入ります :)
いやそれは、、確かに製品になってる安心感はあるんですけどね。TeraStationとか。んでも、本体が壊れるとどうしようもありませんしねぇ。それに高い!!。そう簡単に買えるモノではありませんです。

panic spin lock held too long

atom でFreeNASを使う際の注意点としては最も大事なのは、powed を有効にしないこと。
どうもこれ、FreeBSDのバグらしく、atom でpowerdを有効にするとパニックすることがあります。
この現象、いつ起きるか分からないので、最初は何が原因なのか分からずに考え込んでしまいました。
zfs が問題なんだとばかり思ってましたが、zfs はシロでした。

ということで、ここにだけ注意すれば、快適な zfs life が待っています :)

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コメント

投稿者 aoyama : 2009年11月28日 13:37

はじめまして。
FreeNASの記事をみました。

>FreeNASのiSCSI部を作ってる人なのかな。
現在はiSCSI関連は必要に応じて差分形式でコード提供しています。

ご指摘の通りRC1以降に起動スクリプトに第三者により追加修正がなされたのだけど、その部分がバグっていたようです。
ついでなので本体のアップデートと共に更新できる仕組みを作りました。

詳細はこちらに:
http://shell.peach.ne.jp/aoyama/archives/587

FreeNASのコンセプトが簡単に~なのでシェルを使うのはあまりよろしくないのですが・・・。
これならnightly buildを待つよりかはいいかなと。

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